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【イベント報告】みんなで考える会「”みず”から考える」

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みんなで考える会は水ジャーナリストの橋本淳司さん(アクアスフィア・水教育研究所)にお話しいただき学生10名・社会人9名・事務局2名にてお話を聴きました。

まずは就活roomらしく、水に関わる以前の橋本さんの大学の専攻や初めてのお仕事内容についてお話ししていただきました。
その後、水ジャーナリストになっていく過程や大きく影響を受けたきっかけについて。

 

後半は水の民営化について。前半後半にわけてお話ししていただく途中にも、学生に対してたくさん質問や問いをしていただきました。
ご出身の土地で飲んで親しんでいた水道水が、東京の大学の水道水とは、全く違いとても美味しくない。それはどうしてか?ということから始まります。

ご自身の興味がおもむくままに浄水場を訪ねていき、そこからまるで昔番組であった「突撃隣の晩ごはん」の数珠つなぎのように次々と浄水場をご紹介してもらい訪ね歩いたということです。
大学を卒業して一旦は出版社にお勤めになります。

しかし、ご自分で書籍を出したかったこと。そしてやはり興味と関心があった水について追求していきたいと思われたことにより、出版社を退職。
今までどこにもだれもいなかった、水ジャーナリストして活動されることとなります。
フランス エビアンでの医療としての水についての視察、
カンボジアで、砒素が含まれる危険な水を飲料として、飲んでいる現状について知ったこと。

人は 飲み水3リットル 生活用水300リットル 食べ物3000リットル消費するそうですが、その水に対する関心や意識があまりに低いなぁと今更ながら感じました。

後半は日本の水の民営化について。
昨年末には水の民営化についての意見の依頼があり、急遽 国会の証人として出席されたそうです。
お話しの中で、包括的性能発注で20年 民間に委託するというのは大変危険な要素をはらんでいると感じました。
そして人口減少や、水道管がすでに対応年数を超えて、高額なインフラの整備が始まっていること。
その時に、私たちが払う水道料金はどうなってしまうのかというお話し。

ここでもまた人口減少についてが大きく関わってきます。

身近な水について、私たちはもっともっと【みずから】考える機会を持たねばならないと思いました。

お話しの後は、琵琶湖にある沖島のお魚(ワカサギやウグイ]をメインにした食事をみんなで食べて、橋本さんからいただいた高島のかばたのお酒を飲んで交流しました。

そしてまたまた、盛り上がった学生数名はtugumiにお泊り!深夜まで話しが尽きることがありませんでした。

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