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〈滋賀の学生限定〉新型コロナウイルスに関する学生の困りごと緊急調査

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滋賀の学生(県内の大学に通うもしくは県内に在中の学生)に「新型コロナウイルスに関する緊急調査」を実施しました。

今回は「日常及び学生生活に関する不安」「経済的影響(バイトや家庭の仕事)」「大学等の授業(ゼミ、オンライン授業、オンライン授業の準備、サークル活動)」「大学等での救済処置」「就職活動(インターンシップ含む)」「その他」の6つを中心に質問しています。

記述式回答の意見も一部ではありますが、そのまま掲載しております。
国家議員や県、市の関連の方、教育関係者、企業の方、一般の皆さままで、学生の声を聞いてください。

〈滋賀の学生限定〉新型コロナウイルスに関する緊急調査
実施者:株式会社Re-birth(就活room tugumi)
回答者数:111名
調査期間:2020年5月2日~6日
調査方法:インターネット調査

Q1.現在は「一人ぐらし」ですか。それとも「実家」ですか?
一人暮らし 36名(32.4%)
実家ぐらし 73名(65.8%)
その他(寮) 2名(1.8%)

Q2.あなたは、滋賀県内の大学等に通っていますか?それとも県外の大学等に通っていますか?
県内の大学に通っている 78人(70.3%)
県外の大学に通っている 33人(29.7%)

Q3.現在のお住まいはどこですか?
大津市 38人(34.2%)
草津市 10人(9%)
守山市 6人(5.4%)
栗東市 2人(1.8%)
野洲市 2人(1.8%)
甲賀市 2人(1.8%)
湖南市 1人(0.9%)
東近江市 5人(4.5%)
近江八幡市 2人(1.8%)
日野町 2人(1.8%)
彦根市 17人(15.3%)
愛荘町 1人(0.9%)
米原市 4人(3.6%)
長浜市 2人(1.8%)
高島市 2人(1.8%)
県外 15人(13.5%)

Q4.新型コロナウイルスに伴い、日常及び学生生活における不安についてお聴きします。
①日常及び学生生活に関して、現在不安はありますか?
不安がある 87人(78.4%)
不安がない 24人(21.6%)

②不安があると回答された方にお聴きします。
 具体的にどのような不安がありますか?
金銭的(生活費・授業料等)不安 21名
オンライン授業に関する不安 25名
就職に関する不安 17名
孤独に関する不安 15名
卒業及び試験、免許に関する不安 9名
サークル・部活動に関する不安 3名
コロナウイルス感染に関する不安 9名

以下、記載内容(意見の一部を抜粋。原文のまま掲載)
・部活動が出来ず、最後の年なのでこのまま試合もできないのではないかという不安。 就活中なので、上手く進まない、かつ大阪に面接に行くのにも躊躇してしまう。 授業も、卒業研究がこのままだとあまり進まないのでは無いかという不安。
・卒業までに必要な資格がとれるか。
・卒業制作の完成を間に合わせるには制作規模の大幅縮小を検討しなくてはいけなくなったり、実習の授業は全て受けることができない非常に厳しい状況です。学校の再開が一律9月始めにでもならない限り、家庭でも不自由なく指導を受けられる学生と学校に行かないと勉強ができない学生で不平等が起こるのではないかととても不安に思っています。
・卒業研究が出来ないため卒業できるかどうか分からない
・就職活動の進め方などが全く分からない サークル等の勧誘・引き継ぎが困難
・半年学校に行かないのに下宿先の家賃を払い続けなければならないこと
・留学を予定していたので、在学中の予定が立てられない。卒論のための図書館の本を借りれない。
・授業もままならずこのまま大学の中である意味自由でたくさんの経験ができる2回が何もなく終わるって言う不安。
・オンライン説明会に参加はするが、やはり実際に見て企業の雰囲気もみたい。
・学費が高すぎる、家庭内でのストレス、就職活動への不安、社会人として独り立ちした際の奨学金返済など生活の不安、アルバイトの収入が減り休学費用を稼げない不安
・町内では感染者は出ていないため、もし感染してしまえば、町内中に知られるから。
・90分の中で一枚のPDFをよむ、流石に授業じゃない 本当に教育を教える態度なのか知りたい

Q5.経済的影響(自身のバイトなど、家族の仕事)についてお伺いします。
①金銭面で困っていることがありますか?
困っている 41名(36.9%)
困っていない 70名(63.1%)

②不安があると回答された方にお聴きします。
 具体的にどのような不安がありますか?

バイトがない  14人
パソコンがない 3人
ネット環境が不安定 6人
オンライン授業に対する不安と不満 3人
今後の目途が立たず不安 8人
ほしいものが買えない 6人
通信費の増大 1人
カードの分割払い 1人
家賃が払えないし生活費も危うい 6人
プリンターがない 1人
図書館の使用停止 1人
学費に対する不安と不満 3人

以下、記載内容(意見の一部を抜粋。原文のまま掲載)
・PCもネット環境も親が(または指定寮が)用意してくれたが、親が支払いの為にお金の工面に悩んでいるのはわかっている。 一人暮らしになるので食費くらいはアルバイトと思っているが、なんのメドもない。
・インターネットの環境が不安定で、オンライン授業の途中で通信が途切れてしまう可能性がある。
・バイトができず収入が無い
・大学院への進学費用が貯められない

Q6.大学等の授業(ゼミ含む)、オンライン授業、オンライン授業の準備、サークル活動に関してお伺いします。
①困っていることがありますか?
困っている 64人(57.7%)
困っていない 47人(42.3%)

②不安があると回答された方にお聴きします。
 具体的にどのような不安がありますか?

ネット環境が不安定 9人
オンライン授業の授業内容に対する不満 16人
パソコンがない 1人
部活動ができないことに対する不満 15人
大学側に対する学費面の不満  2人
長時間画面を見ることによる身体的負担を感じる 2人
情報共有がしっかりとできていないことに対する不安と不満 6人
今後の見通しが立たない 5人
実習系の授業はどうするのか 2人
研究・ゼミの活動が思うようにできない 3人
授業で外に行かせようとする 1人
そもそも授業が始まらない 3人

以下、記載内容(意見の一部を抜粋。原文のまま掲載)
・見学もしっかりできないのに選べなんてバカげてる
・授業内容の軽薄化
・回線の不安定さ、授業準備のしづらさ(図書館へのアクセス不可、気軽に本屋に行けないこと等)
・いち早く、Web授業が決まり始まったとは思うが、教授も慣れていないからか『聞き取れない』『ホワイトボードや黒板に書かれた文字が見えない』など。伝えても改善されない。
・今年の新入生が入ってくるか
・部活ができない
・サークルに入りたいのになにもないこれからどうするか具体的に教えて欲しい
・お互いを高めあったり、褒めあえない環境を非常に好むため物足りない。
・試合が全くできない
・授業時間以外(休日)に授業の連絡が来た時にバイト中だと対応できない
・すでにオンラインで授業が始まってますが画面を長時間見る身体的負担が大きいです。
・通信費の増大と、スマホへの負担
・ネットが遅れて会話に参加できない
・オンラインもせず、資料配布だけになっている授業があること
・看護学科なので技術的な授業はどうなるのか不安である。
・先生からの直接的な指導が得られない
・パソコンの使い方がよく分からない。何のアプリでオンラインをするのかわからない
・4月は授業が全くなく、その分の埋め合わせはどうなるのかといった疑問や、授業が全くなかった状態でも学費は満額払わないといけないのかといった不満。
・休学中であり、復学してからのゼミへどのように参加して卒論を書けば良いのかの見通しがたっていない、教授と連絡がとれていない

Q7. 大学等での学費免除などを含めた救済処置についてお聴きします。
 救済処置はありますか?
ある 28人(25.2%)
ない 42人(37.8%)
分からない 41人(36.9%)

Q8. 就職活動(インターンシップ含む)についてお聴きします。
①就職活動やインターンシップについて影響はありますか?
影響がある 61名(55%)
影響がない 50名(45%)

②不安があると回答された方にお聴きします。
 具体的にどのような不安がありますか?

説明会、面接等の延期と中止 22人
就活がやりにくい 3人
インターンや面接などの目途が立たない 16人
バイトが見つからない 1人
ほとんどオンラインでの対応(説明会や面接) 7人
就活の情報がネットのみで集めるのが困難 2人
内定をもらった 1人
大学院入試の際に必要な研究概要の作成が出来ない 1人

以下、記載内容(意見の一部を抜粋。原文のまま掲載)
・選考の遅れ、採用数の減少
・オープンキャンパスがやってない
・教採がどうなるか分からず、将来に見通しがつかない
・インターンの開催が検討中など曖昧
・就活の情報がインターネットでしかないため集めるのが難しい。
・Web面接やWeb説明会に切り替わる企業が多く、自分を印象づけるような機会が対面に比べて少ない。また、Web面接のための新たなマナーが生まれたり、逆に対面での面接がない分そのマナーが身につけられているか不安。
・インターンシップが実施されるか分からない
・夏季インターンシップの目処が立たない
・予定通りに進むとは限らない。(実習が行えるか分からない)
・就活→求人が減っている。インターンシップ→卒業単位として必要だが、現状では参加するのは怖くて活動を行えない。
・気になる企業の中には、オンライン説明会など行っていないところもあり、またオンライン説明会を行なっている企業でも、その職場の雰囲気や仕事内容などがわかりにくい場合があります。
・学校がいつから再開するか確定していないため、もし9月始まりになるなどして卒業が延びた場合を考えると就職活動をいつから始めるべきなのかわからない。
・合同企業説明会などの延期、コロナウイルス感染を防ぐために外に出るのが憚られるため外出しての活動ができない
・大学院入試の際に必要な研究概要の作成が出来ない
・そもそも会社側がストップをかけている Web面接を取り入れていないところがあるので出来ない 会社説明会に行けないので、エントリーしにくい

Q9. その他政策としての意見や取り組んで欲しいテーマについてお伺いします。
政策として望む要望やテーマ、意見をご記入ください。

学生に対する支援を希望(主に金銭面) 13人
政府から国民への手厚い保証を希望 6人
人々に外出自粛に対する更に強い呼びかけを希望 3人
学校・企業の制度を一時的に変えてほしい 5人

以下、記載内容(意見の一部を抜粋。原文のまま掲載)
・PCR検査数があまりにも少ないので、増やして欲しい。大学生に対する給付金などの補助をして欲しい。
・アルバイト学生にもっと支援して欲しい 家賃等下げて欲しい
・医療の場を増やす
・学生扶養130万の壁の、一時停止
・政府の給付金第二弾 10万円
・〈要望〉 大学と企業に、半年~1年遅れの卒業を無条件で許可してほしい。つまり、従来の”休学の必要性が認められる理由”を満たさない人が休学できるようにしたり(大学)、9月/10月入社が可能なシステムを構築してほしい(企業)。 〈理由〉 感染症対策下では、卒業論文の執筆や就職活動、部活動を十分に行うことができない可能性があるため。実際に、本回答者は4年生大学の4年生であり、残り少ない大学生活の時間で本来できるはずだったことの多く(実地調査、インタビュー調査、文献調査etc)を感染症対策によって諦めている。希望する人が、満足にやりたいことをやってから卒業できるように、卒業期の延長を認めてほしい
・会社が休みやすいように補助してあげてほしい。
・本当にお金を必要としている人に対して補償してあげて欲しい
・学校のこの先、受験(私は3年後くらいに国試)のこと。今までと同じ条件では出来ないと思う。ただ自粛ではなく、目標や策を示して欲しい。コロナは、誰かが悪いわけではなく仕方のないことだとはわかっているが、不安を少しでも解消できる情報も欲しい。
・9月入学(9月始業)
・自粛をこの1週間だけの間強化するなどして完全に終息させるべきである。
・低賃金者や学生への支援
・CMよりも学生の支援にお金を使ってほしい。
・コロナで失業した人への対応と生活保護制度の緩和、ベーシックインカム導入の検討
・就活の援助
・個人経営の飲食店やライブハウスなど、特に打撃の大きい所への保証をもっとしっかりしてあげて欲しい。
・給付の奨学金や学費免除の範囲を増やして
・段階的に制限を解除していくならば例を挙げて欲しい。何を行うにも人の目が怖い。
・政策ではないですが、毎度決定事項の告知が他国に比べてゆっくりだと感じています。
・滋賀県に住民票がなくても滋賀県内の大学に通っている人も多いのでそういった人達にも給付金を配ったりなにかしらの対策をしてほしい。
・話し合いに時間がかかることはわかる、ただまあ少し決断を早くして欲しい。 私たちは困っている。 どの大学に倣ってもいいから、早く決断して欲しい。 オンライン授業をいつまで続けるんだろう。 授業のクオリティは下がり続けているし、新入生にとっては死活問題だ こんなので授業料が一緒ってたまったもんじゃない
・大学の手当てがほしい(公立大学)
・授業開始のタイミングと、卒業のタイミングを調整して欲しい。駆け足の活動を求められる場合、非常に不安である。学生が学生として、余裕を持ってしっかり学べる期間を設けて頂きたいと考えます。
・とりあえず一律9月入学にして対面で勉強したい
・学校がいつから開始なのか明確にしてほしい。
・今回コロナ対応で医療従事者への負担が大きい、医療崩壊の心配との報道がありますが、医療従事者を育てる努力を国としても都道府県としても、もっとして欲しいです。 医療への道は医学部、薬学部、看護学部、理学療法、作業療法、臨床検査技師とも設置されている大学がそもそも少なく、滋賀県内の大学で医療従事者になれる学部があるのはほんの数校です。 しかも募集人数も限られていて、狭き門。 しかも私学は医療系はどの学部も学費がとびきり高いのです。 湖東地域在住の私は通える範囲の他府県大学に行きましたが、医療系を目指している滋賀県内の高校生はたくさん居ます。滋賀県の中で育てて欲しいです。 また医療崩壊を心配されていますが、ここ数年をかけて地方病院では病床数縮小、人員削減が行われていた現実があります。 コロナ関係ではありませんが、地方病院の縮小、開業中の先生方の高齢化があり、そもそも湖東地域では産科が大変な危機だと思います。 その状況を心配された心ある助産師さんたちが動き出そうとしてくださってますが、行政のバックアップが必須だと思います。 コロナで医療崩壊の危機ではなく、滋賀県内で医療従事者が育ちにくい教育の状態、そして医療機関の状態をしっかりみて政策を行ってほしいです。
・内定が既に決まっている場合、企業がコロナの影響で内定取り消しをしないための対策
・インターネット授業に普通の授業と同じ授業料を払うことに納得いかないので、滋賀県の学生が授業料減額の署名活動もしくはアンケートで賛否を問えるようにしてほしい
・無利子奨学金の無制限額の貸与。給付型は増やすべきではない。
・大学授業料の減額。(オンラインのみの授業のため)
・短い時間でもいいので大学に行き友達をつくりたいです。 一回生で何もかもわからず、友達もいなくて、オンライン授業で、これから本当に大丈夫か不安です。 とりあえず友達が欲しいです。
・設備代を含んだ学費の免除
・専門家と協議して迅速に今後の方針を決定、告示してほしい。 医療現場の環境を守ってほしい(看護師の友人の労働時間がひどいことになっている。)
・大学等の学費を大幅に減額、大学からパソコンのない家庭へのパソコン普及
・時間給を上げて欲しい。
・オンライン授業は初めてで不安ですが、それよりもやはりコロナの方が怖いので、ちゃんと収束してから登校したいです。 まだコロナがある状態で外に出たくはありません。
・学費の一部返還、オンライン授業の体制を整える
・一刻も早く10万円の給付金が欲しい。たった一回で終わるのではなく1ヶ月に1回は給付して欲しい。

以上となります。
アンケートにご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。。また、最後までお読みいただい方に感謝申し上げます。

この結果をもとに、安心して学ぶことのできる社会づくりに向けて、様々な活動をして参ります。
2020年5月16日 株式会社Re-birth 竹林 竜一

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