「不登校でも大丈夫」の著者でご自身も小学3年から不登校だった末冨晶さんをお招きし学生と社会人が参加してくださいました。
末冨さんのお話を40分程度していただき、その後 参加者と一緒に対話の時間を取りました。
ある日体調を崩し、熱が出たことから学校を休みます。
そのことがきっかけで そのままずっと学校に行かなくなるのですが、初めは原因不明の病気かと思っていたことが、実は学校を休むずっと前から心身ともに悲鳴をあげていたこと。
たくさんの(たぶんご本人は善意のつもりで)末冨さんに投げかけられた言葉は、人生のレールから外れた彼女を、他の人の生き方に合わせられるよう
道から外れると不幸になるよ、生きていけなくなるよと言われ続けたこと。
でも、実は一向にそのような不幸はやってこなかったこと。それどころか、学校に行っていたら出会わなかったであろう人や事柄にたくさん出会って人生をすすめていけたこと。
なんと山田洋次監督の「十五才 学校」という映画に末冨さんの詩が使われたそうです。そのきっかけとなったのも不登校でした。
就活roomはこれから社会に出ようとする若い人が集い、沢山の人と出会う場です。就活の時初めて自分の人生に対峙し将来を決めていきます。しかし末冨さんはご本人の無意識の中かもしれないけれど、自分の人生の選択を小学3年でしたということでしょう。
なにが正しい道かわからない中、それでも選択して生きていくということは誰もが経験することです。
末冨さんはある意味マイノリティかもしれませんし、このような体験は実は身近にありながらも、話しを聴く機会はなく まして実名で話してくださる機会は、前回の無戸籍同様本当に少ないです。
そして不登校になる人は、少数派かもしれません。
しかし少数派には少数派の意味と価値があると私は思っています。
そして末冨さんのように自分の課題を見つめなおし、
これは社会にもある課題だとわかったとき、安心もするし強くも優しくもなれるのだと思います。
みんな同じようでも、どれだけ毎日一緒に過ごす仲良しさんでも それぞれ別の人生を歩んでいます。
そして人生の幸せの方向に舵をきっていくのは自分だけです。
tugumiが、それぞれの方向へ進む一助となる場になればいいなと思っています。
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