11月26日(月)に開催されたみんなで考える会は、
無戸籍のまま子供時代を過ごした方をお招きし、お話を聴く会でした。
大学生7人、社会人1人、そして新聞の記者さんが参加。
今回は非日常を感じる少し重いテーマでした。
お話してくださった方は、学生にとってはちょうど親世代の方で、参加学生と同学年のお子さんがいるとおっしゃっていました。
どんな経緯で戸籍がない人が存在するのか。
戸籍がなくても義務教育は受けることができること。
戸籍を取得するために行動したこと。
そもそも戸籍がないというのは社会に存在していないということになり、社会にないものとされた時どう暮らしていたのか。
お話してくださいながら、参加者もお話を聴きながら、時折涙する場面もありました。
現在戸籍のない人は1万人以上いると言われています。
簡単にはなくならないかもしれない社会課題ですが、無関心の前にまずは知る・認知することが大事だと感じています。
自分が当たり前と思っている社会は、実は社会のほんの一面に過ぎないかもしれないという気づきがあれば…
そんな思いで今回のイベントを企画しました。
それは社会の課題に目を向けた自立した人材を育てることでもあると考えています。
参加者の一人は社会人1年目の方でFacebookでこのイベントを知り、三重県から参加してくださいました。
取材してくださった新聞記者の方も同じく社会人1年目。
お二人とも「自分の就活の時にこのようなスペースを活用できたらよかったのに」とおっしゃっていただきました。
今後も、ひきこもりや青年海外協力隊の活動、経済格差から生じる南北問題やSDGsなど、
さまざまな社会課題をtugumiに参加していただいている企業様や学生と共有し、意見を交わしながら、
「知り、考えられる人」を育てるイベントを取り入れていきたいと思っています。
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様々な人たちがより良い働き方に出会えるように
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